2019年9月6日(金)からUSJのハロウィーンイベント「ユニバーサル・サプライズ・ハロウィーン」が始まりました。翌日の9月7日(土)からも恒例の「ユニバーサル・ホラー・ナイト」も開催されています。
2018年に大好評だったホテル・アルバートの続編「ホテル・アルバート2」、ブラッド・レジェント他、チャッキーの狂気病棟、「エリア51~未確認物体との遭遇~」や「バイオハザード・ザ・エクストリーム」など新しいホラー・メイズが登場しています!
今回ご紹介するのは、ホラーメイズ「バイオハザード・ザ・エクストリーム」です。バイオハザードとUSJは過去にもホラーナイトでコラボしていますが、今回は新作!レオンルート、クレアルートの2つのルートが楽しめます。
目次
アトラクション基本情報
ホラー・メイズとは
バイオハザード・ザ・エクストリームは、ホラー・メイズです。ホラー・メイズとは、建物内を自分の足で進む屋内型のアトラクションで、いわゆる「お化け屋敷」スタイルのアトラクションです。
ホラーレベルは5
出典:https://www.usj.co.jp/halloween2019/horrornights/
バイオハザードのホラーレベルは「5」です。R12指定、未就学児と小学生以下の子どもさんは体験できません。チャイルドスイッチ対応のアトラクションですので、年齢制限に満たないお子様をお連れの方は、チャイルドスイッチを利用しましょう。
ホテル・アルバート2のホラーレベル「?」を除けば、ホラー・メイズの中で最高値のホラーレベル「5」。大人でも絶叫するレベルですので、中学生の体験は保護者の方がよく考えてあげてくださいね。
所要時間
所要時間は10分です。
たった10分?と思うかもしれませんが、薄暗い建物の入り組んだルートの中、いつどこからゾンビが飛び出してくるか分からない、極限の緊張状態で、自分の足で進んで行く10分の体感時間は人によってはもっともっと長いかもしれません。
開催期間と運行時間
2019年のユニバーサル・ホラー・ナイトの開催期間は、2019年9月7日(土)~11月4日(月)です。バイオハザードは開催期間中毎日開催されます。
運行時間は10:00~パーククローズまでです。
開催場所
出典:https://www.usj.co.jp/halloween2019/map/
バイオハザードの開催場所は、ニューヨーク・エリアにある建物「パレスシアター」です。
パレスシアターは、スパイダーマンのアトラクションの横にある建物です。エントランスを通ったら、真っすぐ直進し、グラマシーパークを右折すると到着します。画像の赤い矢印の下にある建物が「パレスシアター」です。
後述しますが、体験に必要な整理券の発券場所(ステージ18)と体験場所(パレスシアター)は別の場所となり、さらに距離的にも結構離れているのでご注意ください。
体験するには整理券かエクスプレス・パスが必要
バイオハザードを体験するには、当日発券される整理券(無料)か専用のエクスプレス・パス(有料)のどちらかが必ず必要です。
ただし、空いている日など混雑に応じてや、閉園近くの夜遅い時間帯など、日によっては待ち時間対応となる場合もあります。待ち時間対応になるのはクレアルートだけの日が多いようです。
確実に体験したいなら、どちらかを手に入れておく方が安心です。
無料配布の整理券をGETする方法
整理券を手に入れる方法は2種類あります。どちらも当日、パーク内でのみ入手でき、先着順でなくなり次第終了となります。
紙の整理券もe整理券も、どちらかのルートを発券した後は、取得した券面記載時間を過ぎるまで複数取得はできません。例えば、レオンルートを取ってすぐ列に並びなおしてもクレアルートを取ることができませんのでご注意ください。過ぎてからでないと次の整理券が発券できません。
①ステージ18で発券する
ステージ18ではQRコードを読み込む機械が設置されていて、紙の整理券を発券することができます。発券するのは「当日入場するのに使ったスタジオ・パス(年パス含む)のQRコード」が必要です。
体験する全員が並ぶ必要はなく、QRコードを持っていれば、代表者が1人で並ぶ事も可能です。
ただし、紙のパスなら人数分集めて持って行きやすいですが、ダイレクトインなどスマホでQRコードを提示して入場した場合、そのスマホの画面を出さないといけないので、結局は全員で発券に行くことになりそうです。
また「当日入場に使ったQRコード」しか読み取れないようになっていますので、当日インしていない家族の年パスを持ってきていても、発券はできません。
体験時間は、画面に表示されている中から選ぶ事になります。
整理券発券の機械にたどり着くまで、建物に入ってすぐに「レオンルート」か「クレアルート」かどちらのルートの整理券を取るのか分岐しています。建物に入るまでに、どちらのルートの整理券を取るのか決めておくと、後ろに並んでいる人に迷惑がかからずスムーズです。
②公式アプリの「e整理券」を利用する
USJの公式アプリをダウンロードすると利用できるのが、e整理券です。
e整理券は、スマホとスタジオ・パス(ダイレクトイン、年パスなど全部)があれば、パーク内であればどこにいても整理券を発券できるので、とっても便利。3つくらいの選択肢から体験時間も指定できます。
整理券を発券する場合よりも、少し遅い時間の選択肢になるようです。
e整理券はバイオハザード以外にも、シング・オン・ツアーなどのアトラクション以外も同時に取得することができます(整理券対応をしている時のみ。待ち時間対応時は不可。)
待ち時間を短縮できるエクスプレス・パス
無料の整理券は、当日パーク内で先着順でなくなり次第終了となります。特に週末などの混雑日では、パークオープンしてから午前中で配布終了になることも。朝早くパークに到着できないけど、体験したいという方におすすめなのがエクスプレス・パスです。
バイオハザードには2つのルートがあり、2種類のエクスプレス・パスが販売されています。
①レオンルートの待ち時間を短縮
ハロウィーン・ホラー・ナイト・エクスプレス・パス ~大人&スリル~
レオンルートを体験できるバイオハザード・ザ・エクストリームの他、ブラッド・レジェンド、貞子、チャッキーの4つのホラー体験の確約と待ち時間を短縮できるチケットです。
②クレアルートの待ち時間を短縮
ハロウィーン・ホラー・ナイト・エクスプレス・パス ~新体験~
クレアルートを体験できるバイオハザード・ザ・エクストリームの他、エリア51、スペース・ファンタジー・ザ・ライド~ブラックホール~の3つのホラーを体験できるチケットです。
体験したいアトラクションや予算に合わせて選びましょう。購入時にアトラクション体験時間が選べるので、当日の計画が立てやすいのもメリットですよ。
体験前の準備
両手がふさがらないようなスタイルがおすすめ
バイオハザードの体験中に、ゲストがマシンガン(固定式)を使うシーンがあります。女性の方はトートバッグよりも、ショルダーバッグやリュックサックなど、両手が自由になるバッグがおすすめです。
お土産などを体験前に購入してしまった場合は、前もってパーク内にあるコインロッカーへ預けておくとスムーズです。(アトラクション内にロッカーはありません)
体験場所の待ち列はルートごとに分かれている
体験場所のパレスシアターでは、午前中は特に待ち列が発生していることが多いです。
待ち列は建物向かって左側は「レオンルート」、右側は「クレアルート」となっています。分かりにくい場合は、近くのクルーさんに確認してみて下さいね。
待ち時間が発生する場合も
混雑日など、特に午前中には整理券やエクスプレス・パスを持っていても、待ち時間が発生する場合があります。
先ほどの画像のような、建物外に何重にも待ち列ができている場合、体験が終わるまで30~40分かかる場合もあります。
グループで体験する
バイオハザードの体験は、1グループ8~10人です。建物内の、体験直前で並んでいる順にグループに分けられます。特にロープを持って進む、などはありません。グループごとにまとまって歩いて行くことになります。
レオンルートとクレアルートの違いは?
出典:https://www.usj.co.jp/halloween2019/horrornights/
建物内に入ってもさらに待ち列が続き、奥の階段手前でQRコードの読み取りが行われます。
そして、階段を一歩上るとそこはラクーンシティです。壁には行方不明者を探すポスターや血の跡が。最終的に到着するのは「R.P.Dの入口の門の前」です。とってもリアルな作りでかっこいいですよ。足元には、血のような真っ赤な足跡が。足跡の場所に並び体験を待ちます。
2つのルートがあるバイオハザードですが、どちらも大まかな流れは同じです。レオンルートはリッカー、タイラントという有名な敵が登場しますが、クレアルートはタイラントのみです。
そして途中で登場するのが、レオンルートはレオン、クレアルートはクレアが助けに来てくれますよ!
レオンルート
出典:https://www.usj.co.jp/halloween2019/horrornights/
R.P.Dの門をくぐった先で、レオンルートは左側へ向かいます。最初のドアでも、こっちかな?と思ったドアからは、唸り声と激しくドアを叩く音にビックリ。別のドアへ進みます。「ラクーンシティで大規模な暴動が起きている」と説明を受けている間からゾンビが出現!
警察官の指示に従うように説明があり、次々と誘導されるがままに部屋を進んで行きます。
とある部屋で無線機から声が。助けを求めているようです。無線機に出ようとした警察官は重傷で動けず、ゲストに「あの無線機に出てくれ!」とミッションが課せられ、出ようとすると…!?
進んだ先のとある場所で、リッカーに遭遇!足元にいるのでビックリしますが、声を上げたらダメです。音に反応するクリーチャーなんですよ。
そして、この先でレオンと遭遇します。前面広いガラス越しの向こうで、タイラントと戦ってくれているレオン。かっこいいですよ。
またとある部屋では、赤・青・黄・緑の4つのボタンがたくさんある部屋に到着。ここでは、何か所かあるボタンを一斉に押さないと次のドアが開かないんだとか。ゲスト全員で力を合わせてボタンを押しますが、その瞬間…!?
次の部屋は、ケーブルカーの中のようです。リアルなモニター映像を見ながら、中の警察官にこの先にマシンガンがあることと、マシンガンの使い方の説明があるので、しっかり聞いておきましょう。
そして、この先には大型スクリーンの前に、人数分の固定式マシンガンが2列で設置されている部屋へ。すでにカウントダウンが始まっているので、迷わず、どれかのマシンガンの前に立ち、スクリーンに映るGモンスターを撃ちまくりましょう!!
クレアルート
クレアルートも、最初のドアのひと悶着は同じです。
とある場所では、ゾンビが入ってこないように、ドアを押さえるように指示をされたりします。また、とある部屋ではシャッターの向こうに警察官が助けを求めているようで、ゲストにシャッターを持ち上げて開けるように指示され、開けようとすると…!?
通り抜けていく部屋には、S.T.A.R.Sのオフィスようので、タイプライターがあったり、飲みかけのコーヒーに、パソコンがあったりと、レオンルートに比べると、ゲームの中の世界がリアルに再現されているように感じました。
そして、レオンルート同様の場所でタイラントから私たちを守ってくるのはクレアです!
その先にある部屋は、レオンと同様にボタンの部屋。ただ、ボタンは4つとも白で、それぞれにチェスの駒がデザインされています。ゲストが散らばって、各所で協力してボタンを押しますが…!?
そしてこの先は、レオンルートと同様にケーブルカーの中。マシンガンの説明を受けて、G生物を戦うクライマックスへ!
生還か死か!?2種類のエンディング
どちらのルートもエンディングは「生還」か「死」かのどちらかです。
マシンガンを打ち終えた後は再びケーブルカーの中の部屋へ誘導されます。そこでの映像で「爆破します。5、4、3、2、1、ゼロ」のカウントダウンとともに、大爆発の映像が流れると、最後に「YOU ARE DEAT」の文字が。残念ながらバッドエンドです。
生還できる場合は、マシンガンの部屋から退散する時点で「敵を倒したわ!!すごい!!」と警察官がほめてくれるので、その時点で結果が出ています。そして、ケーブルカーの中の映像は、真っ白になって、外に脱出したことが分かり「YOU ARE SURVIVE」の文字が。生還です!
さいごに
2019年のホラーナイトで、再登場した「バイオハザード・ザ・エクストリーム」を体験した様子をご紹介しました。再登場、といっても以前コラボした時の内容と大幅に変更されていますので、新たな気持ちでチャレンジできますよ!
今回使用する武器は固定式のマシンガン1回のみ。それ以外は、警察官の誘導にしたがって、丸腰で「市民」としてゾンビを避けて逃げます。
個人的にはレオンルートの方が、リッカーにも会えて楽しかったのですが、クレアルートの方が、再現度が高いのか、見たことのあるゲームの世界に入り込んだ気分になりました。
中で会えるレオンとクレアは本当にそっくり(マスクなので)で、とってもリアルです。
整理券やEパスをフルに使って、ぜひ両方のルートを体験して生還を目指してくださいね。